BMX独自のパーツ
BMXが他の自転車と違う大きな特徴は前後輪にペグというパーツがあることです。
ペグはフラットランドではトリックをする際に足を置くところです。
ストリートやパークではグラインドをする時に必要となります。
フラットランドとストリートではペグにも違いがあります。
BMXのストリート用では滑りやすいようにコーティングがされています。
一方BMXのフラットランドでは、足を乗せたときにバイクを安定させるために太くなっており、滑り止めのコーティングがされています。
前輪のペグは太いままの円柱だとフォークに干渉してしまいます。
また、多くのペグの付け根部分が細くなっています。
ストリート用などの細いペグはそのままの太さで取り付けられることもあります。
ペグにもハブと同様に穴の径が2種類あり、ハブが14ミリでペグが10ミリの場合は取り付けることが出来ません。
逆にハブが10ミリでペグが14ミリの時はペグアダプターを使うと取り付けることが出来ますが、基本的にはハブとペグの径が同じものを使うことをオススメします。
因みにペグアダプターは、ペアで約700円で販売されているようです。
フラットランドの後輪のペグは前輪とペグと同様に太めに作られています。
後輪のペグは前輪と違い、フォークのオフセットに干渉することもないので付け根が細くなってはいません。
BMX初心者のユーザーはウィリー等の後輪のペグを使ったトリックをする機会が多いのでペグの減りは後輪のほうが早いようです。
フラットランドのタイヤの幅は細い方が小回りがききますが、バイクに安定感を出したいときはタイヤの幅を広くします。
但し、タイヤサイズを変える時はチューブもその幅に合わせたものにしなければなりません。
タイヤの替え時は溝が全体的に見えなくなった時がオススメです。